ちぬちぃぬ

美空ひばりの花笠道中のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

美空ひばりの花笠道中(1962年製作の映画)
3.6
日本を代表する歌姫が主演のミュージカル時代劇!しかも姉と弟の二人を美空ひばり嬢が一人で演じるという 男女を一人二役なんですよね
どちらかというと弟の方が主人公でチャキチャキの江戸っ子でちょっとヤクザなヤンチャ坊主風
ひばりさんもこの坊主役が似合ってました。
そしてまだ20代の里見浩太朗氏がヒロイン側のひばりさんの色恋相手で
なかなか容姿も雰囲気も良くてうってつけでした。
この映画、ひばりさんの一人二役だけでなく、表の顔と裏の顔…二面性のある人物がわりといて
そこは何か一貫性なのかしら?と思いました

重厚な時代劇とは全然違ってチープで可愛げのある「アイドル映画」だと思います
歌がとても良くてこの頃の歌、日本らしさが感じられて好きなんですよね
まだ生まれる前の映画だし自分の世代じゃないですけど、生まれる前のカルチャーほんと楽しいです💕
自分の親や祖父母世代がどんなものを楽しんでいたかとか、当時の文化レベルとか知るのが面白いです✨