映画っていいな

娘・妻・母の映画っていいなのレビュー・感想・評価

娘・妻・母(1960年製作の映画)
4.0
352作品目
再鑑賞238作品目
正にオールスターキャスト!
そして、それぞれの役が充分に個性を発揮されている為、どのキャストも非常に楽しめます。まぁ、結局は原節子様ですかね。キスシーンに、これ程ドキドキしたのは久しぶりでした。お話は、家族とお金と言ったところですかね。長男、勝手に家を抵当に入れて、財産失いますがその態度には驚きます。全く謝るつもりない挙句、嫁さんにお前は黙ってろって。時代ですかね〜。その中での、長女原節子の奥床しさ。母親を思って、仲代達矢を思って。何と美しいのでしょう。ずるいような気もしますが。なので、結局は原節子様の素晴らしさに堪能してしまうという、そういった映画でした。