らんらん

二十一歳の父のらんらんのレビュー・感想・評価

二十一歳の父(1964年製作の映画)
3.0
松竹、カラー
出演者
勝呂誉、山本圭、鰐淵晴子、倍賞千恵子
岩崎加根子、高橋幸治、山形勲、宮口精二
小畑絹子、風見章子、小沢昭一、仲谷昇など

【内容】
一応、山本圭と勝呂誉の2パート構成(学生仲間)ではあるけど
ほぼ山本圭パートが中心、というかほぼ山形勲が主演

ストーリー
山形勲はしばらく家出している次男(山本圭)を探して訪ねてみたら
いつのまにか勝手に結婚してることが判明、しかもメクラの女性(倍賞千恵子)とである
次男は親に頼らず2人で生活していくと言うのだが、、、

【感想】
んー、なんかタイトルから連想するストーリーとは全然違った
そもそも二十一歳の父(山本圭)が主演ですらないじゃん
クレジットトップは勝呂誉だし、実質主演は山形勲だし、、、

・本編について
次々と不幸な出来事が起きて最後まで辛気臭いままのバッドエンドが好きじゃない
何より山本圭に全然共感出来ないのがつらい
わざと家族がいやがること選んで反発してるようにも見える、なんか甘えてるように見えちゃう
最後までうじうじと負け犬のまま逃げてるみたいで好きじゃない

その他
・出演者メモ
倍賞千恵子はあっさり事故死しちゃうので出番はそんなに多くない、それもあってイマイチ性格がつかめない
なんか無愛想だしツンツンしてるように見えて好きじゃなかったなー

それに比べて
高橋幸治&岩崎加根子の2人の冷たい感じは素晴らしかった、勝ち組の上から目線が凄かった

あとは
もう1人の主役勝呂誉はほぼ印象なし、というかこの人誰なのかもよくわらない
もう1人のヒロイン鰐淵晴子も同じくほぼ印象なし、別にいなくてもいい役だったなーって思う

・まとめ
ただだだ不幸が続くバッドエンドで好きじゃなかった
酒匂の読みが「さかわ」ってのを知れたことぐらいしか収穫はなかった気もする
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