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二十一歳の父のcsmのレビュー・感想・評価

二十一歳の父(1964年製作の映画)
5.0
成島&武満のジャジャーンとした感じにこれは大変なやつ…と思わせて本当にその通りだし圭に倍賞は言わずもがな、山形勲の映画と思わせてこんな素晴らしい勝呂さん初めて見た。パーキンソン氏曰く〜?穂積の授業なにあれは、仲谷昇もリボンほどいて?千駄ヶ谷のホテル?二人とも短い出番できっちりエロ教授すぎて最高。孫の手どこですか?って勝呂さんさすがに金物のコーナーではないんじゃないのと思わせて背中に孫の手さしてイーグルみたいなラウンジで一杯、電話ボックスで鰐淵のスカートをめくる孫の手。孫の手孫の手。ご当地人形ズラリの中から山形勲があの人形選んだから圭も赤ん坊籠に入れて小脇に抱えて…テレビ局でバッタリ会ってから走って赤電話、銀座診療所へかける一連の撮影もすごい。奥様の風見章子さんはキリスト教だったのかな、畑絹様の現在の理想も凄すぎるし雪降る温泉宿で一報受けて遮る白杖、荘子がどした高橋幸治と加根ちゃんの氷の夫婦もほんとすごいし最後の家族パーティーで二人の息子を満足そうに見守る山形勲、でももう圭の顔色は死んでいて。ラガーな男たちと勝呂さんと父宮口精二と。差し込まれるロケ撮影もまた素晴らしくてやるせない。
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