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恋のlemmonのレビュー・感想・評価

(1971年製作の映画)
4.1
面白かった!
思い出すのは「つぐない」。
ドミニクガード君が
シアーシャローナンと重なる。

令嬢と使用人の恋。
原作なのかロージー監督の演出なのか、
2人のシーンがほとんどないのに、
緊張感や色気のある作品になっている。
演じるジュリークリスティに、
アランベイツ(いつもよりワイルド)が、
ちょっとした仕草で、
二人が密会しているのであろう場面を想像させられた。

クライマックスは、
クリスティの母親演じるマーガレットレイトンの
独擅場。母と娘。このあとの二人の関係性を思うと胸が痛い。

若気の至り、、、。
燃え上がっていたであろうその時。
無邪気な牙。

見せなくてもこんなに伝わるのかと。
故に唯一のそのときが美しく脳裏に焼き付く。

良かった👍。
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