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バビロンの陽光の一人旅のレビュー・感想・評価

バビロンの陽光(2010年製作の映画)
3.0
イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争によって荒廃してしまったイラクを舞台にした作品。イラクの街並みとか見たくて期待してたけど、画面に映ったイラクの都市はほとんど廃墟と化していた。生まれる国や時代によって、ここまで人間の置かれる状況が異なってしまうんだと痛感した。ストーリーは、戦争で行方不明になってしまった父親を、息子と祖母が探しに行くというもの。生死も分からないまま、共同墓地や刑務所を訪ねてまわる2人。エンタメ性はあまり感じられず、イラク国民の現実を淡々と描いている印象。
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