ジャパニーズホラーが絶対に駄目な僕が見ることができたホラー映画。
予告編で「新しい恐怖映画」と紹介しているだけあって、現在のホラーと比べて見てもまったく「新しい」ホラーでした。
ホラーの根幹を成すものを用いずともホラー映画はできる、いやそれはそもそも根幹ではなかったのだ、と思わせてくれる四十数年前の作品にしてまさに革新的なそれでした。
また、人はどうすれば、どういうものに恐怖を感じるのか監督はマスターしているのだなと感じました。
ホラーであるとともに医療ドラマでもあり、四十数年前の医療がどんなものだったのか少し勉強になったりもします。
もしも、人に紹介する時にホラーと言ってよいか迷うのだとしたら、ホラーと言って紹介してあげた方が相手はきっと楽しめると思います。