ある大学生

ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実のある大学生のレビュー・感想・評価

2.8
●記録

ベトナム戦争の実態を描いた作品。
人が殺されるシーンなど、普通の映画では映さないであろう場面までそのまま放映されていた。

ベトナム戦争という出来事があったことは歴史の一つとして知っていたが、その現実をありのままの映像として見たことはなかった。
そう言う点でこの映画は、ベトナムの人々の思いや、兵士として戦争に尽力した人の思いまでを聞くことのできる貴重な映像であった。
私たちはベトナム戦争に限らず戦争に関して、教科書や、アグレッシブな場面を取り除いたような大幅に編集が加えられた映像を授業で見るなど、ありのままを見る機会は少ない。そんな中で、今回観た映画のような残虐な行為までをも映した戦争の実情を知ることのできる映像を授業で見ることは、少なからず考えさせられることごあると思った。

この戦争の有様をみて、軍隊を導入している国の最高指揮官や重役の人が判断能力を失い、もはや引こうにも引けない状況になっているのかもしれない、と感じた。戦争は誰にとっても幸福をもたらさない。
ある大学生

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