菩薩

棒の哀しみの菩薩のレビュー・感想・評価

棒の哀しみ(1994年製作の映画)
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自分で広げた傷口を自分で縫い合わせ生きながらえる人生。ぶつくさと止まらぬ不平不満、それこそが生きる糧でもあるし、自分だけは正しい人間だと思っている。と、ここまでが身に覚えしかなく死にそうになったが、オヤジと呼ばれる事もなければ女性に愛される事もない身としては余計に死んだ。電気会社の課長としても生きられたであろう人生、もうどうにもなりはしないが今日の俺は少しだけツイてる、なんか最高の人生哲学じゃん。白竜って電話の演技下手くそだよね…。
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