松井の天井直撃ホームラン

ウォール・ストリートの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

ウォール・ストリート(2010年製作の映画)
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↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆★★

※ 鑑賞直後のメモから

これオリバー・ストーンの中では好きかも…って、元々オリバー・ストーンがあまり好きではないのが理由の1っではありますが(笑)

ストーリーは予告編を観れば丸分かり(笑)
復讐劇と復活劇。それに親子確執の3っのドラマが同時進行します。
…と言えば、かなり混み入っていて分かりづらいと思われがちですが。そんな事はなくとても分かり易い作品になっています。

《善と悪》《権力と欲望》を意識させる〝◯◯の定義〟や、冒頭のラップ野郎に比べて寂し過ぎる出所。
娘との再会の際に、以前知った人との会話と相手の対応具合。
それに娘と交わす「過去は…未来は…」との会話等が違和感なく溶け込んでいます。

娘のブログが今風なだけに、最後の展開はバレバレだったりしますが。それもまた時代に則した流れな訳で…(笑)

音楽ネタとして、ディビット・バーンの曲がアルバム「HOME」から4曲。トーキングヘッズ時代の曲を併せると計7曲だったかな?
決してタップリと聴ける訳ではないですが、ファンとしては嬉しいところ。
映画の最後も一筋縄とは行かずに、二転三転する辺りもなかなか楽しかったですね。

ちょっと気になったところとして、因みに字幕はナッチでした。
特に目くじら立てる程でも無いのですが。確かシャイヤ君は復讐してやろう…と思いを巡らしている時に、マイケル・ダグラスは「イージー・トリガー」と言ったと思うのだけど。
おそらく「焦るな」とか、「まだ早い」「時期尚早」と言った意味合いだと思うのですが。ナッチの字幕は全然違っていた(ㆀ˘・з・˘)
まあ何分にも英語が分からないので強気には言えないのですが…。

2011年2月4日 TOHOシネマズ錦糸町/スクリーン1