天然水

デッドマン・ウォーキングの天然水のネタバレレビュー・内容・結末

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

死刑について、自分の中で賛成とも反対とも答えは出せてないけど、こういうの見ると、どうしても、被害者が死ぬ時には誰か傍にいてくれたのか、祈ってくれたのかって考えてしまう。被害者は突然理不尽に殺されるのに、加害者は家族と別れを惜しむ時間が与えられて、愛してる人には愛してると言えて、できる限り心の整理をつけて死んでいけるっていうのは…。
ただ、死がリアルに迫らないと、自分のしたことを振り返ることも後悔もできない人っていうのはいるんだろうなとも思った。でもそれって本当に罪を悔いていると言えるのかな。
デラクロワ父(レイモンド・J・バリー)がいい味だしてる。