山田

ボディ・ダブルの山田のレビュー・感想・評価

ボディ・ダブル(1984年製作の映画)
4.4
滅茶苦茶面白かった。
画面から溢れんばかりの張りぼて感、すっとこどっこい感が堪らん。いつにも増して露骨なヒッチコックオマージュも愛らしい。
股座からぶっといドリルがヌッと覗き、身体と床を突き破って天井から大量の血が滴るシーンは、スカーフェイスのチェーンソーのアレと肩を並べる程に素晴らしい惨殺シーン。
デ・パルマは映画を観る快楽を毎回味わわせてくれるという点で本当に好きな監督。楽しみながら撮っている無邪気さが伝わるのも良い。
山田

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