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柳生旅ごよみ 女難一刀流のらんらんのレビュー・感想・評価

柳生旅ごよみ 女難一刀流(1958年製作の映画)
2.7
東映、カラー、時代劇
出演者、大友柳太朗、里見浩太郎、尾上鯉之助
丘さとみ、桜町弘子、花園ひろみ、大川恵子
雪代敬子、楠トシエ、小宮光江、山東昭子、円山栄子
柳永二郎、阿部九州男、上田吉二郎、渡辺篤、益田キートン
岡譲司、星十郎、香川良介、松浦築枝、中村時之介、沢村国太郎、沢村宗之助、、、など

【内容】
大友柳太朗演じる柳生十兵衛が旅の途中で様々な事件に巻き込まれる、っていうエンタメ時代劇

主なエピソード
・偽柳生十兵衛
巷では日本一の侍柳生十兵衛の噂が広まっており、その名を騙り詐欺まがいのことをする者たちも現れていた(上田吉二郎、益田キートン)
・天狗騒動
とある村の若い娘(丘さとみ)が人身御供にされようとしていたのを偶然通りかかった十兵衛が救う
・お家騒動
藩主(沢村宗之助)をそそのかしお家乗っ取りを企む悪家老(柳永次郎)を退治

登場人物
女スリ(雪代敬子)、芸者(楠トシエ、花園ひろみ、円山栄子)、宿屋の娘(大川恵子)、天狗一味のボス(阿部九州男)、男装の娘(桜町弘子)、桜町弘子の亡父(香川良介)

【感想】
軽いノリのエンタメ時代劇、そして当時の東映時代劇のキレイどころ総出演な女優陣に注目って感じの映画(丘さとみ、大川恵子、桜町弘子に雪代敬子、花園ひろみなど)

柳生十兵衛が登場する時代劇ってシリアスなイメージしかないけど、今作はコメディ寄りって点でも珍しいと思われる(尤も柳生ものが流行るのはもうちょっと後の時代だから当時としてはそんなイメージないだろうけど)

ってことで
それなりの期待度で見始めはワクワク感があったんだけど、終わってみると「うーん」「ふーん」って感じで個人的にはそんなに良くなかった

軽く楽しめるってのはいいところなんだけど
バラバラなエピソード集って感じなのも残念だし
楽しみにしてた女優陣も出てるだけ、みんな出番が少なくてガッカリ
こんなに多くの女優さん出てるのに終わってみるとヒロイン不在だったなーって思う、みんな脇役みたいになっちゃって損してると思う

ただ大川恵子は出番少ないながらも良かったと思う
さっぱりした性格がハマっていて魅力的だった
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