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ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグのyutaのレビュー・感想・評価

3.3
あらすじ
「スリーパーズ」に続き、バリー・レビンソン監督がロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンの2大スターを迎えて放つブラック・コメディ。次期大統領選挙を目前にして発覚した、現大統領のセックス・スキャンダル。大統領直属の“もみ消し屋”ブリーンは、大衆の目をこのスキャンダルからそらすため、ある計画を思いつく。それは、ハリウッドの大物プロデューサーを雇い、架空の戦争をでっちあげるというものだった……。

アメリカ大統領選が行われているタイムリーなこの時期に観賞しました。
内容としては大統領のスキャンダルを揉み消す為に嘘の戦争をでっち上げるというストーリーなのですが、その捏造計画の過程がコメディチックで、尚且つシニカルで
良かったです。特にこの為にモニュメントやキャッチコピー、そして歌まで(ウィアーザワールド風)
作るというのは笑えました。
ただ、笑える中にも今にも通じる事などがあり、表面上は笑えますが、良く考えると恐い話でもあると思いました。
他にも長回しや急なカメラのアップなど撮り方も凝っていて良かったです。
キャストもロバートデニーロやダスティンホフマン、ウディハレルソン、キルスティンダンストなど豪華で、特に最初の2人の演技合戦とコンビ感は観ていて楽しかったです。
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