基本Primeときどき映画館

活きるの基本Primeときどき映画館のレビュー・感想・評価

活きる(1994年製作の映画)
2.8
『オールウェイズ3丁目の夕日』みたいにノスタルジックに描いてるけど、背景の共産主義や毛沢東史上主義が違和感ありありで、集中して見られなかった。
日本人は戦時中の風潮を今、顧みて「あの頃はおかしかった」と、その当時を生きていた人でも証言できると思うのだが、現代の中国人はこの映画を見ても、ただ時代の延長線として懐かしむだけなのか?
車の事故も出産時の事故もアクシデント。気にかけるべきところはそこではないと思う。
ところどころに批判めいたものは感じるが、香港返還前の1994年作品。これが表現の限界?