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クレアモントホテルのmatsuのレビュー・感想・評価

クレアモントホテル(2005年製作の映画)
4.3
世間評価はそこまで高くないですが、自分的にはこの作品かなり大好きです

心揺さぶられる系の隠れた名作ではないでしょうか


※ネタバレ含みます

実の娘や孫とあまり良い関係を築けていないサラ

気楽に過ごすために長期滞在型ホテルに宿泊し、チープな食事や接待にやや不満を持ちつつも、同様に宿泊する老人たちやホテル従業員と徐々に打ち解けていく
(しかし娘や孫に会いに来るように伝えてもなかなか来ない)

ある日、街角でケガをしてしまい治療してくれた若者ルード(演:ルパート・フレンド)と知り合う

2人は家族といい関係でないという共通点もあり、人生や生き方・ものの考え方について語り合い、お互いに大切な存在になっていく
(サラはルードから若者なりの考え方を聞き、ルードはサラから人生の深みを教えてもらう)

ルードはサラに好きな映画や好きな曲について質問する

サラが大好きな曲をルードがギターを演奏しながら歌ってあげる

サラはそれを聞きながら、亡き夫との幸せな日々を思い出し涙を流す

ルードはサラの夫との思い出の場所に一緒に訪れてあげる

ルードは本当の孫以上にサラに優しくあたたかく礼儀正しく接する
※このルードの振る舞いは非常に見習うべき点が多かった

この2人の関係、何か凄く素敵な関係だなぁと思った
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