市川崑監督作品！
吉永小百合特集④
日本映画のサイレント時代から戦後に至るまで活躍を続けた大スター・田中絹代の半生を描いた作品。
吉永さんが田中絹代の14歳の少女から落ちぶれた老娼婦まで演じており気合いの入った演技を披露しています！
又名作映画のシーンがインサートされて近代映画史のような作品。
前半のかぞくを支える為女優さんを頑張ってドンドンとスターになっていく様子が描かれ、本作の見所となる中盤から溝口健二（劇中では溝内で菅原文太さん演じる）監督からのオファーを受けて京都に繰り出すところから俄然面白くなっていきます(^^)
最近溝口作品を何作か観て感動しましたが、監督の演出方法の凄さはもちろん溝口組の緊張感も凄まじい‼️
文太さんの溝口監督も良かった！
小百合さん演じる絹代もプライドもズタボロになりながらも必死に食らいついて作品を作っていく姿も良いですね〜（＾ω＾）
相変わらずの市川監督の映像美、ラストのカチンコのように終わる🎬「完」…
溝口作品鑑賞がますます楽しみになってきました‼️
良か映画！
