プライア

戦場のメリークリスマスのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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たけしが鬼軍曹で、捕虜で通訳のロレンスと親しくする。
とは言え、すぐ激高してシバいたりするけどね。
まあ戦争の時代なんてそんなもんなんやろな。

やがてロレンスらは他数名の捕虜と共に独房に入れられる。
ラジオだかを持ち込んだ罪だが、完全に濡れ衣だった。
濡れ衣でも、誰かに責任をとらせて処刑すると上官は言う。

でもクリスマスの夜、たけしは独断で彼らを釈放した。
酔って上機嫌だったためだが、多分ワザとだろう。

やがて戦争は終わり、たけしは戦犯として処刑される前日。
そんな時にロレンスが面会に来てくれて懐かしく交流。

ロレンスの去り際にまたたけしが上記解放時と同様の発言。
メリークリスマス、ミスターロレンス!
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結局何が言いたいかよく分からんかったけど、
戦争の中での敵味方の間での友情ってことなのかな。

たけしがロレンスらを解放して命を救ったのは、
ロレンスが好きで死なせたくなかったからだと思う。

で最後は立場が逆転して、また同じセリフを言う。
まあただそれだけのこと。でも色々感じることはあったな。

やっぱり戦場という過酷な環境は人はおかしくする。
たけしも狂気じみてたが優しさもあり、必ずしも悪人ではない。
ロレンスを殺そうとした上官だって決して悪人ではない。

むしろ両人とも、男気を持った人物だったと思う。
なのに戦争はそんなものも歪めてしまう、最大の悪。
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