ディア・ハンターのJBのレビュー・感想・評価

ベトナム戦争によって心に傷を負った青年たちを描くアカデミー賞作品賞受賞の名作。

もうほんとに切ない。あらすじで残酷な展開になっていくのを知っているからか、前半の幸せなパートが辛くて仕方なかった。人がこんな思いをしてまで戦争をする意味はあるのかと考えさせられる。

俳優陣の演技も素晴らしくて、若き日のデ・ニーロやウォーケン、メリル・ストリープが堪能できる。所々に流れるサントラの名曲カヴァティーナも儚い。

見たあと気持ちは沈むけど、死ぬまでに見るべき映画だと思う。