西部の大地でジェイク（ダニエル・クレイグ）は記憶を失って目覚める。町に突然現れた飛行物体が住民らを捕獲して連れ去っていき、ジェイクは家族を連れ去られたダラーハイド大佐（ハリソン・フォード）、ドク（サム・ロックウェル）と謎の女エラ（オリヴィア・ワイルド）とともにエイリアンを追う中で、エイリアンに拉致された過去を思い出していく。
ジョン・ファヴロー監督らしい、奇想天外で愉快なアクション映画。
確かに現代にはエイリアンがたくさんやってくるのだから、西部劇の時代にもエイリアンが襲来してても不思議じゃない。
物語の構成は、未知の技術を持つエイリアンの侵略に、弱い人間が立ち向かうため、反発していた敵同士が手を組むというありがちなものだが、全て西部の荒野で馬とリボルバーで立ち向かう姿が斬新だ。
出演者がまた面白い。ハリソン・フォードにダニエル・クレイグにオリヴィア・ワイルド、さらにポール・ダノって、全く西部劇に馴染まない面々ばかり。さすがにキース・キャラダインとサム・ロックウェルは手慣れた感があったけど。
エイリアンや飛行艇の映像はさすがジョン・ファヴロー。彼が西部劇を作るとこうなるのかー。
