2024.4.3 Netflix
母と寅さんを観る会 第22回
まず、最初の夢のシーン、四角い石でできた寅地蔵さん、さくらの優しさに涙を滲ませる。
旅先で博の父親に再会する寅さん。
博の父親が志村喬だということをすっかり忘れてた私。登場はこれで3作目らしい。
いつも正論ばかり言う博と違って、重みがあって味わいがあるお父さん。
今昔物語から人生の儚さを寅さんに語り聞かせるが、寅さんが柴又に帰って家族に語る「こんにゃく物語」は、だいぶん脚色されて怪談っぽくなっててそれはそれで面白かった。
人手を求めていたとらやに、職安からの紹介で美人で色っぽい早苗(大原麗子)がやって来る。やはり熱を上げる寅さん。
しかし、離婚した彼女に昔から想いを寄せる従兄(室田日出男)がいるのだった。
早苗の口から出た「私、寅さん好きよ」に恋愛感情は無かったのかな。
寅さんはまたもや失恋、早苗と従兄は故郷の小樽で暮らすことになるのだった。
小樽の昔の雪景色も感慨深い。
泉ピン子が脇役で登場、若くてちょっと可愛かったけど、話し方は今と全く同じだった。