さりさり

海洋天堂のさりさりのネタバレレビュー・内容・結末

海洋天堂(2010年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

ラストの10分間が泣けて泣けて仕方なかった。

ターフーはちゃんとわかってくれたのだ。
テレビの上にぬいぐるみを置いてはいけないことを。
バスの降り方も、掃除の仕方も。
そして父さんが海ガメになったことも。

諦めてはいけないんだ。
一生懸命生きていけば、きっと誰かがその意志を継いでくれる。

死の世界に繋がっていた紐を、ターフーは自ら解ける逞しさを持っている。

全てちゃんとわかっているのだ。

父親が誰よりも自分を愛してくれたことを。

そしてこれからは、一人で生きて行かなければならないということを。
さりさり

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