ワン

放浪の王子のワンのレビュー・感想・評価

放浪の王子(1962年製作の映画)
3.0
1537年、イングランドに時を同じく瓜ふたつの男の子エドワード王子(ショーン・スカリー)と乞食の子トム(ショーン・スカリー)が産まれた。10年ほどたったある日、トムは国民に敬愛される王子の姿を見ようと、宮殿に出かけた。覗き見していたトムは番兵につまみ出されるが、すんでのところで王子に助けられる。自由な生活に憧れるエドワードは自分たちがそっくりなのを幸い、互いの服を交換し、それぞれ入れ替わって過ごすことを思い付く。


王子と容姿がそっくりなトムを見た番兵たちの反応がうすい。トムの母親が乞食姿の王子と出会い、周囲が誤認するなか、ただひとり直ぐに息子ではないと気づくが、そこから何の進展もないのはおかしい。王子が尊大は態度を崩さないせいで、どんな境遇に陥っても同情できなかった。
ワン

ワン