ろく

オースティン・パワーズ ゴールドメンバーのろくのレビュー・感想・評価

2.7
第3弾。観てわかるのはフジで昔やっていたスターかくし芸大会のドラマ仕立てのやつね。

もうひたすらくだらなく楽屋落ちもありあり。カメオ出演のトム・クルーズを筆頭にスピルバーグやオジー・オズボーン、ブリトニー・スピアーズからケヴィン・スペイシーまで。溢れるバカ感、とほほな展開。前2作ではそのバカも愛らしいけど今回はネタも弱く、観ていて「とほほ」となる感じ。

もうその最大の理由は舞台を東京にしたこと。あのね、東京を舞台にした洋画は基本アウツですから。「悪魔のどくどくモンスター東京に行く」もそうだし、「五福星シリーズ」もそう。そういえば本家007も東京舞台にしたのはなんともはやだよなぁ。

まあ肩の荷は下して見れるんだけど、正直下しすぎだろって突っ込みたくなる出来にああ、もうもうが止まらないです。音楽も前2作ほどはぐいぐい来ないんでオシャレ映画としても弱い。すまん、いまいち、いまに、いまさんな感じだったんだよ。

ただビヨンセだけはパム・グリアな感じでよかったよ。ビヨンセの踊るシーンだけは最高。

まったくもう、oh,behave!
ろく

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