サンダンス映画観客賞にハズレなし。
『ワンカップオブコーヒー』は、
第7回サンダンス映画祭観客賞受賞作品です。
近年、アカデミー作品賞を獲得した、
『Coda』や『ミナリ』なんかもサンダンス映画祭観客賞をとったことで、一躍注目されました。
『セッション』『プレシャス』も観客賞ですよ〜
さらに、「野球映画にハズレなし」とも、みなさんおっしゃいますよね。
映画と野球って相性抜群。
『ワンカップオブコーヒー』は、サンダンス観客賞も獲ったし、かつ野球映画です!
なのに、Filmarksの強大な力をもってしても、ポスター・チラシも表示されないとは。
残念です。
『ワンカップコーヒー』は、
文字通りつかの間メジャーリーグに昇格できたロートル投手と、メジャーへ上がることを目指している黒人ルーキーとの友情を描いた映画でした。
ロートル投手はいい球持っている。
スピッリットとガッツと、智恵も備えている。
それでも、メジャーで成功するのは厳しい。
マイナーリーグの下のほうでも、肝心なところで打たれてしまう。
ロートル投手は、惨めに寂しく去っていくことになる。
日本人の一流選手がマイナーリーグで苦労している姿とダブってしまいます。
ほろ苦い。
ただ、ロートル投手は、
黒人選手が徹底的に差別されている時代に、ルーキーに知恵や精神を授けてやる。
ラスト、その後のルーキーの姿が挿入されます。
困難を乗り越え、黒人ルーキーは、堂々とマウンドに立っていた。
ロートル投手の精神が継承されていることが分かった。
絵になる。
何かの記事で、イチローもこの映画について言及しているのを見たことがありました。