SatoEmiko

ジェラシーのSatoEmikoのレビュー・感想・評価

ジェラシー(1979年製作の映画)
4.3
大切なものを失う瞬間の、もう失うことは確実であるとわかっていながらも何とかして手の内に留めようと苦しみもがく、あの嫌な感情をを延々と引き伸ばして見せつけられているような映画。

懸命に積み上げてきたものを、唐突に崩壊させたい衝動に駆られた瞬間のような、壊してしまった瞬間の失う恐怖感のような、キリキリした感情になってしまった。

印象的なシーンと音楽、唐突に切り替わる不規則な時間の流れに、幻のような感覚を覚える。

集中治療室?とベッドシーンが交互に切り替わるシーンが印象的だった。
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