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新生 トイレの花子さんのyusukepacinoのレビュー・感想・評価

新生 トイレの花子さん(1998年製作の映画)
3.3
また観られると思っていなかったので大変感激している。ずっと探していた作品。
1998年公開とあるから当時小学校2年かな。友達とそのお母さんにサティの中にあった映画館に連れて行ってもらって観た。めちゃくちゃ怖くてずっと下を向いてたから内容はほぼ覚えていない。でも冒頭の目を黒塗りにされた学生の集合写真だけ妙に覚えているからこの映画に間違いない。
当時は学校の怪談が流行っていて映画やアニメといったメディアミックスに展開されていて同年代の人だったらトイレの花子さんやコックリさんや学校の七不思議と聞くと懐かしいと思うはず。
本作は自分が思い描くトイレの花子さん像とは違うが日本人形の持つ不気味さが上手く表現されていて今観ても怖いシーンもあった。
不穏な音楽から始まりやたらと爆音で煽ってくる音、そして動き回るカメラに映像マジック。やっぱり今観ても小学校の低学年にはちょっと刺激が強いと思う。
しかし監督が堤幸彦だったとは。前田愛も懐かしいし、チョイ役の猿岩石や主題歌を歌っているのがaikoっていうのも時代を感じるな。

便利な世の中に感謝やね。
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