マッシモ

エッセンシャル・キリングのマッシモのレビュー・感想・評価

エッセンシャル・キリング(2010年製作の映画)
3.5
ロバの人間観察映画にで興味を持ったイエジー・スコリモフスキ監督作。

時はアメリカのアフガニスタンに侵攻時。
とっ捕まったタリバン兵の1人が死物狂いでアメリカ兵から逃げ延びる一本。

【キャスト】
ムハンマド: ヴィンセント・ギャロ

監督は、イエジー・スコリモフスキ氏。

【ストーリー】
アメリカ軍の捕虜となったムハンマドは、護送中の事故により逃げ出すことに成功する。雪の降りしきる森の中をただひたすら逃げるムハンマド。彼は生き延びるために行かななる手段も辞さずに雪中を進む。

【総評】
ロシアのウクライナ侵攻が著しいのでもう忘れてるかも知れませんが、本作の発端は、9・11のアルカイダテロを発端にタリバン政権を叩き潰すためにアメリカがアフガニスタンに侵攻した際の一コマです。最早歴史の教科書行きの内容かも知れません。

静かにただ、生き延びるために動くムハンマドを映し出した作品。台詞はほぼ無く彼の生き様を見るための映画かなと思う。家で見るにはちょっと集中力が続かなくなる作品だった。

【あとがき】
主演のヴィンセント・ギャロはバッファロー66でクリスティーナ・リッチの相手してた兄ちゃんのイメージです。
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