60年代モノクロ・サスペンス・スリラー
星新一作品や「世にも奇妙な物語」みたいな雰囲気でした☆
カメラワークが独特で、顔のドアップとか背後からのショットとか不気味で良い!
sonozyさん、ご紹介有難うございました(*‘ω‘ *)
それなりに働き稼ぎ、妻も娘もいるアーサー・ハミルトン。
だが年老いて夢にも愛にも絶望、退屈していた。
そこへ死んだハズの友人チャーリーから電話があり、とある場所へ呼び出される。
そして何故か"生まれ変わり"の提案をされ、あれよあれよという間に受け入れて施術まで完了。
こうしてアーサーは、若いイケイケ芸術家トニー・ウィルソンとして新たな人生を始めることになるのだが……
アーサーは死んだことになり、全身改造をして声も筆跡すらも違う別人に!
画家として新たな人生を歩むも、適応するまでは絵画は送られてくるし使用人もいる。
完全なる自由!最高!!
……のハズが?
人生、やはりそう上手くはいかないものですねw
そもそもの人生が上手く行ってなかった人間が、それを悔い改めもせずに切り捨てるだけで次の人生に移っただけなのだから、まあ当然といえば当然。
妻の台詞
「私たちの生活は上品で禁欲的な休戦状態」
と喩えたのが印象的でした。
そんなウィルソンが次に取った行動とは……
予想は出来るけれど、現代でも十分通用する展開は面白かったです♪