スギノイチ

雨のニューオリンズのスギノイチのレビュー・感想・評価

雨のニューオリンズ(1965年製作の映画)
3.5
ナタリー・ウッドは宿屋の娘で、街中の男を魅了している。そこに相手役のロバート・レッドフォードがやってくる。
女王状態のナタリーは相手にされずムキになるも、すぐに都会的なレッドフォードにメロメロになる。
最初こそ逃避願望と恋愛感情を混同している様子だったが、どんどん高慢ちきさが消え魅力を増していく。
肉体的にはとっくに処女じゃないにしろ精神的には初恋だったようで、登場してから殆ど嫌味しか言ってないレッドフォードの言動にいちいち一喜一憂している姿がとても可愛い。

ここで当て馬としてチャールズ・ブロンソンが登場するが、かなり嫌な役だ。
レッドフォードをリンチした上に、母親の恋人だった癖に娘ぐらいの歳のナタリーの暴走をいいことに結婚してしまう。
『おませなツインキー』もそうだが、ブロンソンの相手は最低30超えてないとロリコンに見える。

しかし、「ニューオリンズ憧れ女子」って古今のアメリカ映画に山ほど出て来るけど、そんなにいいとこなのか?
朝日楼のイメージしかないけど。
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