mikoyan358

佐賀のがばいばあちゃんのmikoyan358のレビュー・感想・評価

佐賀のがばいばあちゃん(2006年製作の映画)
2.0
2008/11/11鑑賞(鑑賞メーターより転載)
原作は読んでいないまでも、島田洋七の話でほとんどのエピソードに既視感を持った状態で鑑賞。ひとつひとつの逸話は確かに心を打つものがあるがもはや目新しさがなくなったし、話はそれが適当に押し込まれた感じでトータルで見ると何を伝えたいのかがよくわからない。吉行和子も巧いし、雰囲気もノスタルジーも十分に感じられるのに、肝心の映画の芯となる話が成立していないのは製作者の責だろう。島田洋七の話を聞いているほうが、ずっとそのばあちゃんの凄さが伝わってくる。
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