この前見たがばいばあちゃんはなんか違うと思っていたが、昔映画館で見たのはこっちだった。
すごく上品なイメージのある吉行和子さんが子どもの目には冷たくも見える厳しさと優しさにあふれたばあちゃんを好演。
その当時はこれぐらい普通の水準かなと思っていたけど、先生たちの弁当の話からしてこの時代でも飛び抜けて貧しかったのかな。
このエピソードは今現実にあったら特定の生徒を贔屓と批判の的になるね。不自然なまでにいろんな人たちの厚意に乗っかっているとも読み取れるし、話の盛り具合が大きいので、良かったねと思えない。
それでも、最後のシーン、はよ行きんしゃい! のあとの明広、行くなー、は吉行さんの名演技もあってぐっと来る!