ぬまち

猿人ジョー・ヤングのぬまちのレビュー・感想・評価

猿人ジョー・ヤング(1949年製作の映画)
4.0
ハリーハウゼンの長編で唯一未見だった本作。『キング・コング』のスタッフが再集結して制作した巨猿映画。大好きな『キング・コング』に比べて地味そうでなかなか食指が動かなかったのですが、ハリーハウゼンの職人芸を堪能できてよかったです。モンスターに投げ縄をかける様をワンカットで見せるあたり、『恐竜グワンジ』を20年先取りしています。中盤の見せ場である店での大暴れもかなりの迫力。

孤児院の火災が唐突すぎたり、展開に違和感を感じる点もありましたが、総じて満足できる作品でした。
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