Yui

ボルトのYuiのレビュー・感想・評価

ボルト(2008年製作の映画)
3.5
脚本がダン・フォーゲルマン×『世界最速のインディアン』のクリス・ウィリアムズ。

ボルトはハリウッドのスタジオで育ったスター犬で、ドラマの中ではスーパーパワーを発揮し、ドラマの世界が現実だと思って生きてきた。ひょんなことから外の世界へ飛び出したボルトは、本当の現実に気付き...。

ディズニーの長編って全て観てると思ってたけど、なぜかこれ抜けてた~!ちょっと自分でびっくり!
しかも吹き替え、佐々木蔵之介様なのに🙄自分が信じられない。そして、蔵様の吹き替えが上手かった👏最初、蔵様だと知らずに観てたから気が付かなかったな~。オリジナルはジョン・トラボルタらしいです🤭
江角マキコはめちゃくちゃ江角マキコだったけど悪くなかったし、天野くんはポップで吹き替え向きの声だった!セリフよりも笑ったりとかの音が上手くてびっくりした。

とにかくボルトがかわいい🐶
スーパードッグのアクションシーンは見物!
手足大きめでむちっとした身体もかわいいし、真っ直ぐで純粋でひたむきな姿がたまらなくかわいかったけど、それと同時に可哀想だった😢

動物が好きすぎるからなのか、外の世界も知らず狭い世界で生きて、人間の思うように操られているようなボルトが可哀想で…。お金の為に行動を制限されるのは見ていて辛すぎた。
でも、目的が違うだけで、家で家族として過ごしているのも大差ないのでは?と思ったり。そういう動物って世の中に溢れてるよね…と、少し気持ちが落ち込みました。犬として、幸せならそれでいいんだけど、感情まで操ろうとするあのプロデューサー?的な人、本当に嫌い😭人として最低過ぎる。

ペニーが良い子なのがとても救い。
私みたいに穿った見方しないで観れば、シンプルで良い作品だと思います。犬と人間だって、気持ちはちゃんと伝わり合うし、愛は本物!動物は本当に健気だから、その気持ちを絶対に裏切ってはいけないと思う。出来ないなら家族に迎えない方が良い。

家族として一生愛せるなら迎える。
愛せないなら絶対に手を出さない。
ただそれだけの事。

子供にはとても楽しめる作品だし、大人が一緒に観ても楽しめると思うけど、一度家族に迎えた動物は最後まで心から愛を注がなければならない事。それが当たり前だという事をこの作品から学んで欲しいなと思った。

最後の方はとても心温まる展開で、思わず泣いてしまった~😭😭💓


ちなみにこの後、ダン・フォーゲルマンは『ラプンツェル』の脚本してるのねー!知らなかった😮👏 『ラプンツェル』は死ぬほど観てるので、今回は飛ばすけど、そのうちまた観てみよう🤭


2022-244
Yui

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