まめた

シャインのまめたのネタバレレビュー・内容・結末

シャイン(1996年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

コンクールで一番になって名声を得て褒め称えられることも良いが、それよりも大事なことは人に求められて楽しめることだな。芸術の本質だと思う。人生いろいろ。世の中には才能はあっても環境が悪い、運に恵まれない、プレッシャーに潰される精神的な問題で花開かない人は山ほどいるだろうな。デイビッドはいろいろあったが比較的恵まれた人生のようにみえた。人生半ばで報われて本当に良かった。芸術家は思考の仕方が人と違うとよくいうがデイビッドは顕著だったな。嬉しい時は言動が子供のようだった。露出で捕まらなかったことが奇跡だな。物語は終盤で上手くまとまりすぎのような気もするが映画だから感動にもっていくのかな。仕方ないのかも。
アカデミー賞をとっただけあって主演のジェフリーラッシュはとても上手かった。今や名脇役となっているが、容姿が良かったら主演をはる大スターだったろうな。映画のポスターはもうちょい捻りがほしい。前年公開のショーシャンクの空にと似すぎている。独自性にかける。
まめた

まめた