赤いジャケット

日雇い刑事の赤いジャケットのレビュー・感想・評価

日雇い刑事(2002年製作の映画)
2.0
奥秀太郎監督の長編二作目日雇い刑事を観てみた
奥秀太郎は今作では二足の草鞋ならぬ、四足の草鞋を履いて監督・脚本・撮影・編集・音楽を一人でやってるわけですな
これはもう商業映画というよりはインディーズ映画ですな
改めて思ったのは、やっぱり映画ってのは総合芸術なんだなと、その道のプロが一人また一人と集まって面白いものを作り上げる
今作では役者>映画という感じで芝居というかアドリブを楽しむしか面白味が無い
ハッキリいって出ている役者にそんなに思い入れが無いから全然楽しめ無い
カメラマンがちゃんと三脚を据えて撮ろう、編集マンがシーンをキッチリとカットしたりすれば、それなりに仕上がったんだろうね
いや「それなり」に何の意味があるのか、原石を観客が好き勝手に頭の中で加工する
それこそが魅力なのか