ひろぽん

トリック 劇場版のひろぽんのレビュー・感想・評価

トリック 劇場版(2002年製作の映画)
3.8
人気TVドラマ『トリック』の劇場版1作目
売れないマジシャン山田奈緒子は300年に一度大きな災いが襲うと言われている糸節村の村人から災いを取り除く神様を演じて欲しいと依頼を受ける。村に行くと神を名乗る、何でも実体化する男、足の裏に目を持つ男、確率を支配する男の3人の自称神がおり、山田は物理学者の上田とインチキをあばいていき、村の秘密と謎を解いていく物語。


トリックは仲間由紀恵と阿部寛の絡みが好きでドラマも映画も全部鑑賞済み!小学生くらいの時よく再放送で見てたな〜。

いつもいつも手品と品性がある「貧乳」「巨根」「ヅラ」ネタを使うゆるい雰囲気、パターン化されたオチがクセになる作品。

劇場版1作目はドラマの延長のような仕上がりで十分楽しめる内容。手品の仕掛けから種明かしまでちゃんとしてくれるから分かりやすい。村の名前や山田&上田の暗号、仕掛けなどがよく考えられてて今観ても普通に面白い!

矢部×金髪刑事コンビの雑な扱い方が地味に笑えるしクセになる!そして、ゲストの竹中直人のどんな役でもハマる感じは最高。子役として成海璃子が出てるのは知らんくてビックリ!

山田が上田の暗号解読を間違えるくだりがホントに好き!必死に誤魔化そうとするエンドロールに、ドラマでお馴染みの鬼束ちひろの『月光』で終わるラストは好きすぎる。

村の独特の風習や仕来たり、文化みたいなものは閉鎖的な空間で生まれてしまうと思うと怖い。

キーワードは「トイレツマル」
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テ ハイ¦
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