正直なところ、「七人の侍」が好き過ぎるので、どんなケチをつけてやろうと粗探しのつもりで鑑賞し始めたが、途中から面白さで夢中になってしまった。
本家では希薄だった敵役のキャラ描写がしっかりされていたところが良かったし、志村喬の役どころのユル・ブリンナーを始めスティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソンなど主役級のキャスト陣も申し分なし。村人に裏切られる展開もオリジナル要素として秀逸だった。
さすがに本家の頂きに到達することはないが、リメイク(?)作としてはかなり成功した作品だと思う。