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日本一のゴリガン男のlarabeeのレビュー・感想・評価

日本一のゴリガン男(1966年製作の映画)
3.7
【相変わらず冴えわたる等】

超ポジティブ、そしてサラリーマンの憧れ植木等。就職する時こんなサラリーマンになりたいと本当に思ったもんなぁ。

クレイジー作品はどれも同じテイストなのか、見分ける為にもとりあえず時間をかけて観られる作品から丁寧に観て行こう。

本作は落下物の衝撃で頭を負傷したサラリーマンの日本等(ひのもとひとし)が、脳の手術を受けた結果、アタマが冴えわたりサラリーマンとしてバンバン営業成果を上げていくと言うとんでもないお話。

でもいつも思うが、荒唐無稽に見えて営業もメーカーとタイアップして経費を浮かせたり、郊外の墓地販売では顧客のニーズを喚起させたり、営業マンとしても理にかなっているところが面白い。

藤田まこと、ルーキー新一など見応えあるキャストの中でも人見明に注目。植木等とコラボした宴会でのパフォーマンス、何ともとぼけた味がいい。

そしていつも思うが最高のミュージカルである。
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