ベビーパウダー山崎

海辺のホテルにてのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

海辺のホテルにて(1981年製作の映画)
3.5
ドヌーヴとドヴェールだけではなく、みなバラバラになって離れ離れに散っていく。ただ「愛されたかった」というシンプルな感情が最も困難で、追い求める情熱に救いはない。不確かな物語(関係性)の退屈さを超え、それぞれの孤独な佇まいのみがポツリポツリとフィルムに残る寂しい映画。