このレビューはネタバレを含みます
6人の男女が集められ、ひき逃げ事件の犯人探しが始まる。ところが探偵役のジェームズ・コバーンが逆に殺され、複雑な展開に。犯人の自供により事件は解決したかと思いきや、そこに新しい探偵が現れ…。
事件の真相は複雑で、1回見ただけでは理解が難しいです。でも「被害者は2回殺されていた」というトリック(?)は好きですね
狂言回しの探偵役がわからないまま漫然とエピソードが進んでいくので、特に前半は焦点が定まらずに掴みどころがありません。このエピソードいる?というシーンも目立ちます。
それでも伏線回収の謎解きのシーンは納得感があり、ユーモアの効いたエンディングもまた良し。本格ミステリー映画の隠れた名作ですね。