OSHO

パリで一緒にのOSHOのレビュー・感想・評価

パリで一緒に(1963年製作の映画)
2.8
水谷豊さん主演で、水谷豊さんの黒歴史になってる『王妃の館』という映画があるけど、この映画を真似したのか。

オードリー・ヘプバーンが主演だけど、オードリー・ヘプバーンさんにとっても黒歴史じゃないかと思ってしまった。

アメリカ人の人気脚本家が、パリを舞台とした作品を書くため、パリのホテルに滞在。
締切2日前にタイピストの女(オードリー・ヘプバーン)がやってくる。

それまで遊び呆けていた脚本家はまだ、一行も脚本を書いてなかった。
そこから丸2日で脚本を書き上げるまでの物語。

映画は、
①脚本家とタイピスト(オードリー・ヘプバーン)がパリのホテルの一室で脚本を作成する場面
②脚本家がタイピスト(オードリー・ヘプバーン)をイメージして進められる妄想のストーリー
の二重構造になっていて、オードリー・ヘプバーンはそれぞれのシーンで主演、一人二役を演じている。

水谷豊の『王妃の館』もそうだけど、
①脚本家の執筆の風景
②脚本家が妄想するストーリー
という二重構造の映画は面白くなりづらいですね。

映画好きは、映画に脚本家が必要であることはわかっていても、脚本家の執筆するときの様子に興味なんてないから。

ただ、オードリー・ヘプバーンさんは、この映画でも綺麗でした。
そして、オードリー・ヘプバーンの衣装も良かったし、
パリの景色も相まって、おしゃれな映画であることは確かです。

追伸
つまらない映画は、不要なキスシーンが多い…という私の偏見がありますが、この映画でも、必要のないキスシーンがいくつかありました^^;
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