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007/慰めの報酬のYYamadaのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.5
【スパイ映画のススメ】
〈諜報員〉🇬🇧イギリスMI-6 所属
ジェームズ・ボンド 
(ダニエル・クレイグ②)
 
◆作品名:
007 慰めの報酬 (2008)
◆ミッション:
天然資源採掘権の不正契約の阻止
◆敵役俳優
マチュー・アマルリック
◆ボンドガール女優
オルガ・キュリレンコ

〈本作の粗筋〉 シネマトゥディより抜粋
・愛する人を失ったジェームズ・ボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。
・それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーンが南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった…。

〈見処〉
①傷ついた心が、共鳴する
 新生クレイグ・ボンド第2段!
・『007 慰めの報酬』(原題: 007 Quantum of Solace)は、2008年のスパイ映画。イーオン・プロダクションズが製作した「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作目にあたる。監督は『チョコレート』のマーク・フォースター。
・本作は、前作にて恋人ベスパーを失ったジェームズ・ボンドが復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描く。製作費2億ドルを投下し、シリーズ最多の6か国で撮影された、アクション密度の高い作品である。

②結び…本作の見処は?
シリーズ最短となる上映時間106分。気楽に鑑賞出来るアクション作品。
○: 前作『007 カジノ・ロワイヤル (2006)』の続編として描かれた本作は「単発ストーリー」で構成されてきたシリーズの流れを変えている。
○: イタリアによるオープニングなど、アクションシーンのテンポと密度が高い『ボーン・アイデンティティ』風の演出。
▲: 脚本完成前に撮影開始を余儀なくされたとおり、ストーリーは薄くて陳腐。
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