組長狙撃事件が起こり、それを手打ちにして穏便に済まそうとしている組と組が緊迫している中で、市中銀行の合併に絡むカネ問題を東京で力を持つ経済ヤクザが引受ける。大阪の淀商や運送会社の社長らはヤクザに、女はヤクザに近づき、ヤクザはヤクザと対立し、ストーリーは展開していく。
まあ20年以上前の作品なのでクラシックなヤクザ映画なんだけど、往年のスター俳優たちの演技力は流石。中でも渡瀬恒彦さんの演技はシビれますね。
シナリオも良くできてるし、テンポも良い。特にカネを巡って様々な思惑が交差するシーン等は上手く描かれていると思う。
個人的にはもう少し濡れ場に力を入れてもらいたかったが、それを差し引いても楽しめましたね。
今のヤクザって指詰めたりするんですかね（ ・∀・）
