【サスペンス映画のススメ】
〈ジャンル定義への当てはめ〉
　○: 観客の緊張感を煽る
　○: 超常現象なし

◆作品名:
ミレニアム2 火と戯れる女（2009）
◆サスペンスの要素:
・少女売春組織の探求

〈本作の粗筋〉 Filmarksより抜粋
・敏腕ジャーナリストのミカエルと天才ハッカーのリスベットが協力し、大富豪バンゲル家で起きた連続殺人事件を解決してから1年。リスベットはこつ然と姿を消したままだったが、少女売春組織を追っていたジャーナリストの殺害現場でリスベットの指紋がついた銃が発見される。無実を確信するミカエルは、仲間とともに事件の真相を追うが……。

〈見処〉
①リスベットの衝撃の過去を追え！
　北欧ベストセラー第２章。
・『ミレニアム2 火と戯れる女』は、2009年に北欧スウェーデンにて製作されたサスペンス映画。全世界で2600万部を売り上げたスウェーデンの人気作家スティーグ・ラーソンによるミステリー小説を3部作にて映画化した第2作に該当。
・監督はスウェーデン出身のダニエル・アルフレッドソンに交替となっているが、ミカエル・ニクヴィストとノオミ・ラパスが扮するミカエルとリスベットのコンビは健在。
・３部作を前提として製作された本作は、少女売春組織の背後に蠢く陰謀の真相に迫るなかで、リスベットの衝撃の過去が少しずつ明かされ、次作への期待が高まる内容になっている。
　
②結び…本作の見処は？
○: 前作でもフラッシュバックとして挿入されていたリスベットの過去が次第に明らかになり、高い緊張感のまま次作品に繋げるブリッジの役目を果たしている良質の続編映画。三部作をまとめて製作した賜物であろう。
○: 離ればなれとなったミカエルとリスベット。信頼関係溢れるコンビがどのように再開するのか、交差する2人の行動に目が離せない。
○: 謎の大男ニーダーマンの無気味さがサイコ・サスペンスの色合いを増している。
▲: リスベットの行方と過去を追う本作は、私的なミステリー色の濃い前作よりもこじんまりと内容となり、少々物足りない。

• #サスペンス映画のススメ

1作目からの続けて視聴。
話が繋がっているので続けて見た方がいいみたい。
最低な後見人ビュルマンがお腹に書かれた(私はレイプ魔)を消そうとしていて、リスベットは監視していてそれを知る。
ミカエルが所属している雑誌ミレニアムは新たな記事を載せようとしていて殺人に巻き込まれる。
ビュルマンも殺され、他にも１人計3人を殺した容疑者はリスベット。
かなりハラハラしましたね。

「ミレニアム2 炎と戯れる女」
原題「Millenium 2: The Girl Who Played with Fire」
2010/9/11公開 スウェーデン作品 2018-021 再鑑賞

前作はミカエルが受けた少女失踪事件を二人で解決するのがメインストーリーでしたが、今作は前作でフラッシュで挿入されていたリスベット自身の過去がテーマになっています。
やはりこの作品は、個性が漲るリズベッドのためにあり、彼女の出世や家族の秘密をたどるところにその面白さがありますよね。
ほんとこのシリーズは、息もつかせず最後まで見させる面白さが素晴らしいです。
さあ次は第3部です！！

世界中でベストセラーとなったスウェーデンの小説「ミレニアム」3部作を映画化したシリーズ第2弾。前作の事件から1年後を舞台に、少女売春組織の調査をきっかけとして巨大な陰謀に巻き込まれてしまうヒロインの苦闘と、彼女の支援に奔走するジャーナリストの姿を描く。リスベットとミカエルのコンビには、前作に続きノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィストが続投。事件の全ぼうが明らかになるにつれ、リスベットの衝撃の過去が浮かび上がってくるスリリングな展開に引きこまれる。