憧れの彼に近づきたくて始めたサーフィンで兄のボードを海に流してしまい、ボードを探すために人々に尋ね廻る。
いまでも兄を慕ってくれる人や、サーファーたちの親切さにも出会いながら、一所懸命に探すうちに聞いた「海に愛される」という感覚を理解し始める。
そんな感じの映画。
大杉連の言葉に、
「あの子にとってボードは必要だった・・・。
いや、ボードにとってあの子は必要だったのかな?」
というセリフがあります。
たぶん、映画で本当に言いたかったは、
「ボードを無くすことは、あの子にとって必要な出来事だった」
のだろうと思います。