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西部に賭ける女のodyssのレビュー・感想・評価

西部に賭ける女(1960年製作の映画)
3.5
【バカと女優は使いよう】

BS録画にて。

ソフィア・ローレンの登場する西部劇。といっても彼女は旅芸人の女優という役柄だから、まあ合っているのかな。ふつうの西部劇で彼女を使おうとしても、全然合わない印象がありますけどね。

この旅芸人一座による演劇シーンが面白いんですよね。ローレンが肌着のまま馬に縛りつけられて走り回る場面あり。まさに(三流)演劇的な、キワモノ的な見せ場になっている。

途中で町を追われて荒野をさまよう中間部分はちょっと退屈。しかし再び劇場のシーンになると、やはりそれなりです。劇中劇が活きている映画。

バカと女優は使いようだな、この映画を見ると心底そう思います。
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