なんか大恋愛後の傷心で、上海赴任になったらしいけど、この新しい土地での早瀬(渡部篤郎)と敏(徐静蕾)の大恋愛が霞んでしまうので、過去の設定は要らないいんじゃないかと思ってしまう。
そんな過去の大恋愛のから立ち直って、上海での恋愛になるわけだけど、その立ち直りっぷりがあっさりしてて、あまり共感できない。
過去の傷心設定を除けば、上海の恋愛はそれなりに共感できる気がする。
余命幾ばくも系だし。
敏は美人だし。
琳(董洁)のわがままっぷりはよくある設定だし。
最大の泣きポイントは敏の写真を撮るシーン、「将来可以放在妈妈照片旁边(ママの遺影の横に置いていいからね)」という台詞。じんわり来るが泣くほどではなかった。
陈柏霖はちょい役だけど「不管你喜欢谁,我只喜欢你一个(お前が誰が好きだろうと、俺が好きなのはおまえ一人)」の台詞でカッチョいい存在感があった。
津田寛治、よくいそうなサラリーマン役、嵌まってる。
石橋凌もコテコテの上司役、嵌まってる。