このレビューはネタバレを含みます
原作は読んでないけど、んー。
ヒロインのラストの台詞
「やっと…救われた」っていうのが、どんでん返しなのかな。
殺人を犯したヒロインの罪を被り、家族になりたがる妄想癖の主人公を含め、囚人の全員が処刑される
全てが終わり現場を離れたヒロインがヒトコト。
「(主人公に罪を被せて処刑されたので秘密が漏れることは永遠にない。晴れて自由の身になれてワタシだけは)やっと…救われた」
っていう意味ならばそれはそれでダークな終焉で良いのだけど、アングルや表情、エンディング曲はそういう雰囲気じゃない。
それならどういう解釈であの台詞なのか分からなくて消化不良。
囚人は、とかくギャーギャー喚くし。
しかし事件の加害と被害に関わる人達がヒトツの部屋で互いに顔が見える状態で一緒にいて自由に発言できるとか、長テーブルで仕切りもなく番号書くとこ丸見えとか、囚人の髪が長い・髭が生えてる。
背中刺された直後に吐血とか、絞首台が低い、タバコの火を押し付ける時にジュ~っていう音が長いとか、囚人の座ってるのが古い小学校で使う木の椅子で腰縄はあるけど全然固定されていないとか…他にもたくさんあるけど、あまりに雑な感じがイヤ。