由愛可奈の演技がポンコツすぎて苦笑しかないが(悟空にしか聞こえない)、男性陣は和田に忍成となかなかいい演者を使っている。観ていてもストーリーは定番も満足する域。まあ僕がポルノに甘いってこともあるんだけどさ。
中身はインタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤinポルノ。吸血鬼はつらいよです。異種族の苦悩という「なんど劇場にかかったか」わからない作品です。
最初海で裸で現れるシーンはそのまま神代のエピゴーネンやんと突っ込むもその後は、ロケでしっかり撮っていて「倉庫映画」でもないし「森映画」でもない。まあ満足ですよ。
ただ、あまり心に残ってない(すまん)。全て「そこそこ」なんでむしろそこそこでない由愛の演技だけが頭に残ってしまった。良くなく不可もなく、いつのまにか終わっている映画の典型です。
そこそこ上手いとんかつ屋で食べたけど可もなく不可もなく携帯いじりながら食べ終わり、さあ仕事仕事、夜になって「お前昼何食べた?」って聞かれると「あれ、ラーメン?ハンバーグ?パスタ?そっかとんかつだっけ」そんな感じの映画です。返す返す、すまん。